今回は、わたしが実際に経験して思った内容についてです。
具体的には、生産技術職から、研究・開発職への転職で
感じたこと、難しいと思ったところです。
しかも、私の場合はギリギリ大企業から、超大手の企業への転職でした。
あなたもそんなステップアップを考えているかもしれません。
その点も含めてお話できたらと思います。
先に結論ですが、
生産技術職から、研究・開発職への転職は難しいですが可能です。
ただし….という内容もあります。
そのへんも後ほどご紹介します。
当ブログを運営・管理しているGenと申します。
理系職種(開発系の技術職)で転職経験あり。
実際に転職した経験を通して情報を発信中。
ギリギリ大企業⇒100人いたら100人知っている超大企業に転職に成功。
【転職がすべてではない。】を合言葉に、
転職経験がある人しかわからない情報についてお伝えします。
生産技術職といってもあなたはどのタイプ?
研究・開発職に転職するならどの道に進む?
生産技術職から、研究・開発職に転職するのが難しい理由
実際私が生産技術職から、研究・開発職に転職して、
これは難しいな…と感じた理由についてお話していきます。
生産技術職は、守備範囲が広いですよね。
メカの設計の知識も必要。電気的な知識も必要。ソフトの知識も必要。
つまり全部を広く浅く知っておく必要がありますよね。
では、研究・開発職の場合はどうでしょうか?
生産技術職に比べて、専門性が上がります。
ですから、ある特定の分野で深い知識が必要になります。
その点、生産技術職とは少し違うわけです。
さらに、大企業なのか中小企業なのかによってもまた少し話が変わってきます。
具体的には、大企業の場合は、部署を専門職寄りの部隊にすることが可能です。
それに対して中小企業はそもそも規模が小さいので、
専門の部隊を用意することができません。
ですから、大企業に比べて中小企業のほうが、
いろんなフィールドを横断的に対応できる能力が必要になるというわけです。
まとめると、このような表になります。
大企業 | 中小企業 | |
研究・開発職 | 専門性:高 他分野:低 | 専門性:中 他分野:中 |
生産技術職 | 専門性:高 他分野:中 | 専門性:低 他分野:高 |
中小企業である程度できたからと言って、
大企業の生産技術職にぽんと入ったり、
大企業の研究・開発職ですぐに活躍できると思わないほうが良いです。
大企業の場合は教育制度も手厚い
大企業は専門性の高い部隊を作れるというお話をしましたが、
それだけでなく、大企業は入社直後からの教育制度が手厚い場合が多いです。
つまり、それだけ教育にお金をかけているということですね。
教育なんてしないよ。OJTで十分。と平気で言ってしまうような中小企業とは
雲泥の差ですね。当たり前ですが、OJT自体が悪いわけではありません。
問題なのは、教育を受けるという選択肢があるか無いかの差です。
ここで注意点ですが、
教育制度は新卒の場合のみ適用されることもあります。
中途で採用された場合即戦力として登用される場合は
あまり教育制度の恩恵が受けられない場合もあるので、
そこは受ける際に聞いてみるのもいいでしょう。
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