技術系の転職で妥協しないといけないシチュエーション?

今回は、技術系の転職だったら、妥協する必要もあるよ。
というお話をしていきます。

転職の目的にはいくつかあると思いますが、
全て妥協せずに完璧な転職を目指すことは困難だと思ってください。

必ず妥協する必要が出てきます。
それは、あなたの置かれている立場によっても大きく変わります。
部署の配置転換が決まったが、家庭の事情で難しい。
早期退職制度を利用としている。
職場の人間関係でこの先その職場で続けていくのは難しい。などなど。

ただ、なんでもかんでも妥協していたら、
転職に失敗した…
なんてことにもなりかねませんから、ポイントを絞って妥協するべきです。

当ブログを運営・管理しているGenと申します。

理系職種(開発系の技術職)で転職経験あり。
実際に転職した経験を通して情報を発信中。
ギリギリ大企業⇒100人いたら100人知っている超大企業に転職に成功。

【転職がすべてではない。】を合言葉に、
転職経験がある人しかわからない情報についてお伝えします。

まずは自分の妥協できないポイントをしっかり考える。

重要なのは、まず、

転職で譲れない(妥協できない)ポイントを明確にする

これが一番重要です。

自分の考えがはっきりしないと、
その先に進めません。

自分のことは自分が一番よくわかっているはずです。
転職活動を漠然と続けて、なんとなく今よりいい会社ならいいか。

なんていう考えは危険です。

転職した後に後悔するのは確実です。
必ず妥協できないポイントを明確にしましょう。

具体的にどんなポイントがある?

わたしの体験というか、
実際に譲れなかったポイントはこちらの3つです。

譲れなかったポイント。あなたはどうですか?
  • 年収は今より高いところ。
  • 技術のレベルが高い人材が集まっているところ。
  • 企業として安定しているところ。

年収は今より高いところ。

前職の年収は極端に低かったわけではないので、
普通に生活している分には不自由なかったのですが、
同じ会社内で見渡した時に、

「あれ、こんなにやっているのにあの人より年収低いのか。」

なんてタイミングがあったんですね。
これ、あなたも経験したことがあると思いますが、
主観も入ってしまいますが、だれが見ても会社への貢献度で考えると、
自分のほうが貢献しているだろう。と。

そうなってくると、今の自分の能力に見合った年収で
雇ってくれるというのは、外せないポイントだったわけです。
それくらい技術にはプライドを持っていました。

別の言い方をすると、技術に対して公平・公正な
評価をしてくれる会社というのもポイントの一つだったように思います。

ちなみに、現職はハイレベルな人材(出身大学を聞くと腰を抜かすレベル)が集まっていますが、
それでも平均以上の評価をもらっていますから、
転職してよかったと思えましたね。

技術のレベルが高い人材が集まっているところ。

ここも外せないポイントでした。

わたしの転職の一番の理由が、
前職の職場での成長の鈍化を感じていたためでした。

新しいことに挑戦できる環境ではありましたが、
内容はやはり趣味に毛が生えた程度。
その挑戦する分野で詳しい人もいるはずもなく…

そうなったときに、
【このままこの会社にいたらどうなるか】
を考えました。

なんとなく新しいことに挑戦して、
なんとなく結果を出して、
なんとなく評価されて…

結局自分のスキルとしては世間から見て大したことない状態なわけです。

もちろんその状態でも、
仕事自体はありますから、毎月お給料をもらって
それなりの生活はできたはずです。

ただ、将来のことを考えると、
【今のままではダメだ】
という意識が強くなったわけです。

ですから、高いレベルの技術を持った集団に飛び込んで、
修行したい。という気持ちになったんですね。

高いレベルというのがどこからか?
というのは難しい話ですが、
企業が出している製品を見ればなんとなくわかりますよね。

企業として安定しているところ。

スタートアップ企業というワードもすっかり定着しましたが、
チャレンジングで高いスキルを持った集団となると、
このスタートアップ企業というのも魅力的ですよね。

ただ、わたしは修行したかったのですが、
しっかり腰を据えて修行したかったです。

つまり、今年○○が成功しなかったらつぶれる…
なんて状況だと落ち着いて技術の習得なんてできないですよね。

ですから、企業として安定しているところ。
つまり超大手の簡単にはつぶれないところを狙っていました。

他にも一般的に重要視するポイントと言えば…

一般論ですが、
わたしの思いつくところでは、

  • 通勤時間
  • 福利厚生
  • 残業時間
  • 裁量(やりたいことができるか)
  • 職場環境

あたりでしょうか。

人によっては通勤時間がこれ以上長いと無理だ。
と重視する場合もあるでしょうし、
残業時間が長いのは絶対に無理。
という場合もあると思います。

そこは人それぞれですから、
あなたの重視するポイントはあなただけのものです。

他人にとやかく言われる筋合いはないですから、
正直に・素直に考えてみてください。

妥協してもいいポイントを考える。

今度は、妥協してもいいポイントですね。

先ほどご紹介した妥協できないポイントの反対です。
これはあらかじめ考えられればベストですが、
実は、そこまで明確になっていなくても平気です。

理由としては、妥協できないポイントが明確になっていれば、
それ以外は妥協できる。ということになるからです。

タイトルで妥協が必要と書いていますが、
実は、妥協できないポイントが明確になっていれば、
妥協できる=妥協できないこと以外。

ということになるんですね。
むしろ妥協できないポイントが重要になるわけです。

妥協できないポイントを明確にしておかないといけない理由が、
わかってもらえたかと思います。

転職活動は相手(会社)がいる。

さて、ご自身の妥協できないポイントが整理できたところで、
転職の大前提について思い出してみましょう。

転職は、転職先。つまり求人をかけている会社がいて、
初めて成立します。

ですから、ご自身の譲れないポイントを
しっかりと受け止めてくれる会社を探す必要があります。

そこで焦って譲れないポイントを減らすのは絶対にダメです。

とは言え、明らかに理想が高すぎる場合も考え物です。
それはあなたを必要としてくれる相手(会社)が必要だからですね。

具体例でご説明しましょう。

例えば、Aさんという人がいます。
Aさんは、絶対に年収の目標値だけは譲れないポイントとして決めています。

その年収の目標値が、3億円だとしたらどうでしょう?

3億円も支払える会社なんて存在すると思いますか??

これは極端な例ですが、
目標値が、世間一般からかけ離れている場合、
そんな会社は存在しない=相手がいない。

となりますから、譲れないポイントは高ければ高いほどいいというわけではありません。

この対策についてですが、
客観的な意見を取り入れるのがベストです。

一番簡単なのが、世間一般のデータを調べてみることだったりします。
先ほどのAさんの例で説明すると、
年齢・職種から、世間的に年収がいくらくらいなのかの水準は調べることが可能です。

もちろん、会社によって様々ですから、
会社ごとの年収を調べてみるのもいいでしょう。

他にも、残業時間についても、
ある程度データとして出ている場合もありますし、
面接で直接聞いてみるのもアリです。

転職活動における自分の譲れないポイントについて、
面接時に打ち明けてみる。というのも全然ありです。
むしろ、そのほうが相手(会社)も判断がつきやすくなります。

「年収は○○円以上が譲れないポイントです。」
と伝えて、会社側がその金額を出せるかどうか答えてもらえばいいだけですからね。

今回のまとめ

今回は、転職活動の妥協についてお話しました。

まずは、ご自身の妥協できないポイントについて
じっくりと考えてみることをオススメします。

妥協できないポイント以外は、
ある程度妥協するという決意も同時に必要になります。

転職は人生の転機になることも多いので、
焦らず慎重にやっていきましょう!

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