転職を前提としない転職活動もアリ?○○に注意。

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転職活動って、転職することを前提にしないといけない

と思い込んでいませんか??

転職活動は、別に最終的に転職しなくたってかまわない。のです。

少なくてもわたしが実際に使用した転職サイトでは、
いつごろまでに転職したいかという質問があり、
その中で、今は転職するつもりはないという選択肢が必ずありました。

かくいうわたしも実は一番初めは転職活動に特に前向きではありませんでした。
転職活動を始めたきっかけは、【力試し】的な意味合いが強かったです。

そんな転職活動の注意点も含めて、
実際に転職したわたしの経験から何点かお伝えさせていただきます。

当ブログを運営・管理しているGenと申します。

理系職種(開発系の技術職)で転職経験あり。
実際に転職した経験を通して情報を発信中。
ギリギリ大企業⇒100人いたら100人知っている超大企業に転職に成功。

【転職がすべてではない。】を合言葉に、
転職経験がある人しかわからない情報についてお伝えします。

転職活動は何のためにする?

転職活動の目的と言えば、もちろん転職をするためですよね?

ただそれは、若干思い込みも入っているかもしれません。

実際に転職活動をしていて感じたこと。それは…

転職活動でいったん今の自分のやりたいこと・できることを整理できる。

これです。

細かく解説していきましょう。

今の自分のやりたいことを整理できる。

転職ですから、今まであなたがやってきた仕事から、
こんなことをやってみたいと思うことがありませんか?

新卒で会社に入るときは、仕事と言っても
アルバイト経験くらいですから、フルタイムで仕事をしてみると、
違う視点が生まれてきますよね?

そんないまのあなたのやりたいこと。

いったん自分の正直な気持ちをまとめるきっかけになります。

いまの仕事より、こんなことをしてみたい。

いまの職場ではチャレンジできない規模の仕事をしてみたい。

もっといまよりも私生活を充実させたい。

あなたにも、いろんな思いがあるはずです。
その整理をするのに転職活動は良いきっかけになるわけです。

具体的には、転職活動をすることによって、
いろいろな求人を確認することができます。

いまやっている仕事と似たような職種もありますし、
まったく異なる職種だってあります。

新卒で求人を確認していた時とは、
違った視点で確認できますから、
【おやっ?】という気づきもあるかもしれません。

自分はもしかしたらこんな仕事に興味があるのかもしれない。
そんな風に思うこともあるでしょう。

転職活動は、新卒の大規模採用のように
時期やリミットがありませんから、
焦らずじっくり求人を確認することができます。

今の自分のできることを整理できる。

いままでの社会人経験で、できるようになったこと、
いわゆる”スキル”が身についていますよね?

ではその”スキル”をいつも一緒に仕事をしている仲間以外に、
説明することはできますか??

この説明。意外とする機会がないので、
じぶんは、いま何ができるのか?ととっさに答えられなくないですか?

もちろんわたしも最初はそうでした。

転職活動をするということは、
求人の出ている会社さんに自分のことを売り込まないといけないわけです。

もちろん転職活動の始めにいまできることを記入するフォーマットが届いて、
そこに自分の今できることを記入する必要があります。

新卒でいうところのエントリーシートのようなものを
社会人の期間だけに限定して作成するイメージです。

そうなると、自然と今できることを振り返って、
「何ができるかな?」と考えるきっかけになります。

もちろん、いま勤めている会社の同僚に説明できるくらいの説明では、
不十分です。

異業種の会社さんにも興味を持ってもらう機会を失うことになりますから、
専門用語ばかりを並べるのはあまりオススメできません。

わたしの実体験で具体例を出すと、
わたしの場合は自己紹介のページでもお伝えした通り、
主に製図も電気配線もアプリケーション作成もしていたわけですが、
自然と製造業に絞って考えていました。

ただですね、じつは昨今の労働力不足が深刻化している関係で、
飲食店の自動化の求人なんかも出ていたんです。

そんな時製造業の専門用語ばかりを並べていたら、
あまり興味を示してもらえないと思いませんか?

相手は飲食店を本業として、新たに自動化する事業を始めたて。
そんな人に専門用語を並べたところで???となるだけです。

同じ業種に絞って狭い範囲で転職活動をする場合には、
専門用語を並べてもよいのですが、それは面接や面談の時に離せばいいだけですから、
自分に興味を持ってもらうという意味では、だれにでもわかるような言葉を選ぶほうが
得策なわけです。

転職活動をするメリットはこれ

さて、ここまででだいぶメリットらしいことを話してしまいましたが、
もう一度メリットについてまとめておきます。

転職を前提としない転職活動をするメリットはこちらです。

  • 今の自分のやりたいことを正直になって考えられる。
  • 今の自分にできることを整理できる。

どちらも転職活動をしないと、なかなかきっかけがないと思います。

がむしゃらに仕事をこなしているとそれができて当たり前。
なんて思うことがありますが、世間一般では実はすごいスキルだったりするんです。

もちろんスキルと言って、言語であったり、プログラミングができる。といった
言語化しやすいものもあれば、
仕事を円滑に回すための調整をスマートにこなすスキルだって、立派なスキルなわけです。

そんなスキルを確認するのは大きなメリットだと思いませんか??

ちなみに、転職活動を始めると、
多くの場合、専属の担当者が付く場合がほとんどです。

そして、その担当者さんに自分のできることを説明したりするわけですね。
そのときに自分の今までやってきたこと、できることを説明して
初めて、「あ、これも魅力的なスキルだったんだ!」

なんて気づくこともあります。
じぶんひとりで考えることはできますが、
第三者目線での意見も聞けるというのはメリットですね。

転職活動をすることによるデメリットはこれ

転職を前提としない転職のデメリットは、
いくつか存在します。
メリットだけではないのです。

わたしが実際に感じたデメリットについてはこちらの2つです。

  • 労力が必要になる。
  • いま勤めている会社にばれないようにしないといけない。

ひとつづつ解説していきましょう。

労力が必要になる。

ここまでお伝えしてきた内容は、
自動的に生み出されるものではありません。

ですから、自分から考えて、思い出して、説明して。
という労力が必要になります。

考えて、思い出して、はまだ良いのですが、
人に説明する。つまり言語化するというのは大変に労力が必要になります。

また、実際に説明するのは、電話であったり対面であったり
きほんは1対1で人とお話することになります。

つまり、その時間を確保しないといけないということです。
土日であっても対応はしてくれたりもしますが、
基本は平日のほうがスムーズに対応してくれますから、
平日の夕方以降に時間を作らないといけないわけですね。

毎日のように夜遅くまで残業している場合は、
この時間確保も結構労力が必要になりますよね…

いま勤めている会社にばれないようにしないといけない。

これはわかりやすいですよね。

転職を前提としないわけですから、いまお勤めの会社に決して知られてはいけません。

もちろん転職活動をしていると周囲に知られて、
露骨な嫌がらせをしてくるような会社はお察しですが、
いっしょに働いているチームのメンバーの
モチベーションを下げるきっかけになってしまうかもしれません。

これは避けなければいけませんよね?
しかも転職する気がないと前置きをしたとしても、
「この人転職しちゃうのかな?」と疑問を持たれること自体が
あまり良いことではないですよね。

転職活動には労力が必要と先ほどお伝えしましたが、
時間を確保するために業務をほんの少し犠牲にすることもあるかもしれません。

ただ、そのせいでいま勤めている会社の人にばれないように
細心の注意を払う必要があります。

転職を前提としない転職活動の注意点をご紹介。

さて、ここまでご覧いただいきありがとうございます。
最後にこの転職を前提としない転職活動の注意点をご紹介しておきます。

その注意点がこちらです。

  • 魅力的な求人を見ても即決しない。

何が言いたいかというと、
勢いに任せていま勤めている会社の良さについて理解しないまま、
転職活動を進めてしまうことはNGということです。

あくまでもここまで紹介した内容は、
じぶんを見つめ直すきっかけとして転職活動が有意義であるということで、
必ずしも求人を見て内定までもらわなければいけないということではありません。

実際、本気で転職活動をする場合に
後悔しないためにも、勢いで転職活動をするのはオススメできません。

たしかにいろいろな求人が出ていて、
こんなの興味あるな…というのはわかりますが、
転職しないという選択肢があることを忘れてはいけません。

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